パソコンにBluetoothを後付けする方法|USBアダプタから内部増設(PCIe)の選び方
「ワイヤレスイヤホンをつなぎたい」「マウスのコードが邪魔」——Bluetooth非搭載のパソコンでも、機器を追加するだけでワイヤレス環境を用意できます。方法は大きく分けて USBアダプタで手軽に増設するか、デスクトップならPCIeカードで内部増設するかの2つ。購入前の確認から導入手順、選び方、トラブル対処までを簡潔にまとめます。
1. 【購入前に確認】本当にBluetoothは「非搭載」?
設定や認識トラブルで「無いように見える」ことがあります。まずは次の3点を確認してください。
- 設定 → Bluetoothとデバイス にオン/オフのスイッチがあるか
- タスクバー右下のクイック設定にBluetoothロゴがあるか
- スタート右クリック → デバイス マネージャー → 一覧にBluetooth項目があるか
いずれも見当たらない場合は未搭載の可能性が高いので、以下の方法で後付けします。
2. 【方法1】USBアダプタを使う(最も手軽で確実)
ノートPCや小型PC、短時間で導入したい方に向いています。価格も手頃で、作業はほぼ「挿して設定するだけ」。
メリット
- 挿すだけで使えることが多い
- 価格が手頃(目安:1,000〜2,000円)
- ノートPCでも導入しやすい
デメリット
- USBポートを1つ占有
- 製品によって相性・電波の差が出る
導入手順
- 空きポートに挿す:他のUSB機器から少し離れたポートを使うと干渉を減らせます。
- 自動認識を待つ:Windows 10/11ならドライバは自動導入が基本。不可の場合は付属手順に従う。
- ペアリング:設定 → Bluetooth とデバイス → デバイスの追加から接続。
プロのワンポイント:デスクトップ背面USBは金属筐体の影響で電波が弱くなりがち。音切れ時はUSB延長ケーブルで前面や見通しの良い位置へ移動。
3. 【方法2】PCIeカードで内部増設(デスクトップ向け)
拡張スロットのあるデスクトップなら、外部アンテナ付き製品で電波が安定。Wi-Fiも同時に高速化できる一体型が便利です。
メリット
- 外部アンテナで電波が安定しやすい
- Wi-Fi+Bluetoothの一体型で無線環境をまとめて強化できる
デメリット
- ケースを開けて取り付ける作業が必要
- パーツ相性や配線の確認が必要
注意点:多くの「Wi-Fi+Bluetooth」PCIeカードは、Bluetooth機能のためにマザーボードの内部USBヘッダー接続が必須。未接続だと「Wi-Fiは動くがBluetoothだけ認識されない」状態になります。
※コレダの商品は内部換装による不具合は保証対象外です。詳細は保証規定をご確認ください。
※コレダの商品は内部換装による不具合は保証対象外です。詳細は保証規定をご確認ください。
4. 失敗しないアダプタ選びの「3条件」
- Bluetooth 5.0以上:省電力・通信距離・安定性で有利。
- OS対応の明記:Windows 11で使うなら「Win11対応」表記を確認。
- Class 1 / Class 2:広い部屋や壁越しなら通信距離の長いClass 1が有利。
5. つながらない・不安定なときの解決策
- USB 3.0の干渉を避ける:青いUSB 3.0周辺はノイズ影響が出ることあり。隣のポートを空ける/黒のUSB 2.0へ挿し替える。
- 電源管理を変更:デバイス マネージャー → Bluetoothアダプタ → プロパティ → 「電源の管理」で 電力節約のために…電源をオフにできる のチェックを外す(スリープ復帰時の切断対策)。
まとめ:自分に合った解決策を選ぶ
- 手軽さ重視:USB Bluetoothアダプタ。
- 安定性重視(デスクトップ):PCIeカードで内部増設。
- PCが古い/他の不調もある:Bluetooth内蔵の整備済みPCに更新したほうが結果的に快適な場合あり。
ワイヤレス環境が整うと、配線のストレスと設置制約が大きく減ります。今のPCに追加するか、買い替えも含めて整理して選んでください。