CPU世代の見方
CPU性能の詳しい見方とは?初心者にもわかるチェックポイント
中古パソコンを選ぶうえで「CPU性能の見方」は避けて通れない重要なポイントです。しかし、CPUには世代・型番・コア数・スレッド数・ベースクロック・ターボブーストなど多くの用語があり、初心者にはなかなか難解です。本記事では、専門的な知識を持つ立場から、CPUの基本的な性能の見方を丁寧に解説し、どのようなポイントを押さえれば自分に合った中古パソコンを選べるかをご紹介します。
CPUとは?パソコンの頭脳にあたる重要パーツ
CPU(Central Processing Unit)は、日本語では「中央演算装置」と訳され、パソコンにおける計算や処理の中枢を担います。人間でいえば脳にあたり、パソコンがどれだけスムーズに動くか、どれだけ多くの処理を同時にこなせるかはCPUの性能に大きく左右されます。
中古パソコンを検討する際、多くの人がまず気にするのが「どれくらい速いか」という点です。この「速さ」はCPUに由来する部分も大きいです。しかし、その性能を理解するためにはいくつかの観点があります。
性能を見極めるための主な指標
1. 世代と型番
IntelやAMDといったCPUメーカーは、年々新しい世代を発表しています。例えば「Intel Core i5-8250U」の場合、「8」が第8世代を示し、「250U」が具体的な型番です。一般的に、同じグレードであれば新しい世代の方が高性能・低消費電力です。
中古市場では、第6世代から第10世代のIntel Coreシリーズが多く流通しています。Windows11でオフィス作業やネット閲覧をすることが目的であれば、第8世代でも十分な性能です。
逆に、第7世代より以前のものはWindows11非対応とされていますのでご注意ください。
2. クロック周波数(GHz)
クロック周波数とは、CPUが1秒間に処理できる命令の回数を示します。数字が高いほど、処理速度が速い傾向にあります。
ただし、クロック数だけで判断するのは危険です。同じクロック数でも世代が違えば、処理能力に差が出ることがあるからです。そのため、GHzはあくまで参考値としましょう。
用途別おすすめCPUと注意点
ライトユーザー(ネット・文書作成など)
第8世代のCore i3やPentiumシリーズでも問題なくご使用可能です。軽量なパソコンが多く、消費電力も大きくありません。ただし、将来的な重い作業には不向きです。
ビジネス・在宅ワーク向け
第8〜10世代のCore i5がおすすめ。ZoomやExcel、Chromeなどのマルチタスクも難なくこなせます。中古パソコン市場で最も流通が多く、幅広い機種から選びやすい構成です。
クリエイティブ作業や動画編集
Core i7以上やRyzen 7以上が理想です。さらにクロック数が高いものであれば動画編集や画像処理も快適にこなせます。ただし、中古価格でもお値段は高めになります。
まとめ:自分の用途に合ったCPU性能を見極めよう
CPUの性能は中古パソコンの使い勝手を大きく左右する要素です。「世代」「コア・スレッド数」「クロック数」「ターボブースト」などを意識することで、自分の用途に合った1台を見つけることができます。
コレダでは、全商品に厳密な動作検査を実施し、初心者でも安心して選べるよう、スペック説明も明確に記載しています。さらに、到着後の返品保証やサポート体制も整っているため、中古パソコンに不安を抱える方でも安心してお選びいただけます。