動画視聴だけなら3万円台で十分!安いパソコンの選び方と「失敗しない」最低スペック【FHD/4K対応】
「YouTubeやNetflixを快適に見たいだけなのに、高いパソコンを買わなきゃいけないの?」——安心してください。動画視聴がメインなら、高価なゲーミングPCや最新ハイスペックは不要です。画質(FHD/4K)と再生環境が決まれば、中古を含む低予算PCでも快適に楽しめます。この記事では、無駄な出費を抑えつつ失敗を避ける“コスパ最強の選び方”を解説します。
1. まず結論!動画視聴で「困らない」最低ライン
動画視聴専用機に必要なのはグラフィックボードではなく、基礎体力(CPU・メモリ)と足回り(SSD・回線)です。普段はフルHDで視聴する前提なら、次の条件を満たすPCが快適さの最低基準です。
失敗しない必須スペック(FHD想定)
- CPU:Core i3 / Ryzen 3 以上(第8世代以降)
- メモリ:8GB(4GBは非推奨)
- ストレージ:SSD 256GB以上(HDDは避ける)
- ネット:Wi-Fi 5(802.11ac)以上
この条件を満たせばFHDは快適。環境次第で4K再生も可能です。
2. 【予算別】3〜5万円台で買えるPCの現実
3万円台:中古の良品を狙う「コスパ重視ゾーン」
第8〜10世代 Core i5搭載の法人向けリースアップ品が狙い目。SSD搭載済みなら動作は軽快。
注意:バッテリーは弱い個体が多め。
NG:新品3万円台の Celeron / eMMC / メモリ4GB は避ける(カクつきやすく短期で買い替えに)。
4〜5万円台:新品・準中古の「標準ゾーン」
Core i3 / Ryzen 3 + 8GB + SSD 256GBの鉄板構成が手に入る。タブ複数でも安定、外部4K出力も現実的。
おすすめ:中古に抵抗がある初心者は、この価格帯のセール品が安全。
5万円台後半〜:余裕のある「快適ゾーン」
比較的新しいRyzen 5 / Core i5が視野に。IPS液晶など画質面も選べる。長時間視聴や長期利用に有利。
3. 「4K」や「テレビ出力」で注意すべき落とし穴
大画面TVで見る/4Kで楽しむ場合は、端子の仕様確認が必須です。
| 画質 | 推奨スペック目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| フルHD(1080p) | Core i3 / Ryzen 3 + 8GB | ブラウザ再生でも余裕あり |
| 4K(2160p) | Core i5 / Ryzen 5 + 8GB | 下り25Mbps以上の回線。外部出力時はHDR推奨。 |
4Kテレビへ出力するなら、PC側の端子がHDMI 2.0 以上(または DisplayPort 1.4)対応であること。
HDMI 1.4 は 4K/30Hz 止まりでカクつきやすい。HDRを使うならPremium HDMIケーブルを用意。
4. 中古PCを選ぶときの「3つのチェックポイント」
5. よくある疑問(Q&A)
Q. メモリ4GBでも動画は見られますか?
A. 再生自体は可能ですが非推奨。タブ複数や更新が走ると一気に重くなります。8GBが現代の快適ライン。
Q. ブラウザとアプリ、どちらで見るべき?
A. 画質優先はアプリ(例:Netflixはアプリの方が4K/HDRやサラウンド対応しやすい)。YouTubeはブラウザが手軽だが、メモリ消費が増えるため8GB以上が効きます。
Q. ノートとデスクトップ、どちらが良い?
A. こだわりがなければノートPCが省スペースでコスパ良。常時TV接続のSTB的運用は、冷却に余裕のある小型デスクトップも有力。
まとめ:あなたに必要な「ちょうど良い」構成
- FHDで十分:第8世代 Core i3 / Ryzen 3 + メモリ8GB + SSD
- 4K・外部出力重視:第8世代 Core i5 / Ryzen 5 + メモリ8GB以上 + HDMI 2.0(または DP 1.4)
これだけ満たせば、3〜5万円台で最高のエンタメ環境が手に入ります。比較サイト等で 「メモリ8GB以上」「SSD搭載」「HDMIあり」で絞り込み、写真で本体状態を確認。保証付きショップを選べば安心です。
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