パソコンのメモリは何GBが正解? 8GB・16GB・32GBの選び方と用途別目安【中古PCにも対応】
パソコンのメモリは「何をどれだけ同時に動かすか」と「何年使うか」で最適量が変わります。標準的な使い方なら16GBが今の基準。配信・4K編集・仮想化まで踏み込むなら32GBが安心です。8GBは用途を絞る前提なら成立。中古を選ぶ場合は、増設可否・デュアルチャネル・はんだ付けの有無を先に確認すると失敗が減ります。
メモリ容量の決め方|用途・同時作業・使用年数で絞る
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主用途を定義(ブラウズ/Office、画像・動画、ゲーム、開発・仮想化、3D/CAD)。
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同時作業(タブ枚数、会議常駐、配信・録画、AI推論)の有無を想定。
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使用年数と増設可否を確認。最も重い場面に一段上で選ぶと安定。
8GB・16GB・32GBの違い|体感とできること
8GB
タブ十数枚+Office、軽い画像編集まで。
会議常駐+多タブは窮屈。
16GB(基準)
タブ30枚前後+Office+軽い画像編集+Web会議が安定。多くのゲームも快適。
3〜5年の“ちょうど良い”。
32GB(余裕)
4K/60p編集、AE併用、
ゲーム+配信/録画、Docker複数、RAW大量現像、3D/CAD中規模以上。
AppleシリコンはCPU/GPU/AIでメモリ共有。動画・AI用途は一段上(例:24〜32GB)を目安に。
32GBが必要になるケース|動画編集・配信・仮想化・3D
動画編集:長尺タイムライン、ProRes/H.265混在、AE往復でプレビューが粘る。
ゲーム配信:ゲーム本体8〜14GB+配信/ブラウザ/チャットで16GBは上限に近い。
開発:Docker複数、IDE大型、ローカルDB常駐で差が出る。
3D/CAD:テクスチャ/アセンブリ増で表示の滑らかさに直結。
容量以外で効くポイント|デュアルチャネル・DDR4/DDR5・内蔵GPU
1
デュアルチャネル:帯域に余裕。内蔵GPU/動画処理に効く。
16GB=8GB×2、32GB=16GB×2が理想。
2
規格(DDR4/DDR5):一般用途は「DDR5の少容量」より容量確保優先が効く場面が多い。
3
内蔵GPU:システムメモリ共有。余裕がないと描画不安定→スワップ増→SSD負荷増。
中古SSDはTBW(書込み耐性)も確認。
まとめ|汎用は16GB、重作業は32GB。増設余地を優先
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