いろいろなサイトを見てみたはいいけれど…「結局自分が欲しいパソコンはどれ?」「何を選んだらいいかわからない…」「買ってから失敗したくない!」きっと多くの方はこんな思いに直面すると思います。今回は【永久保存版】パソコン選びの基本について解説します。
パソコンを買った後の後悔とは?
そもそも、購入後にあるよくある後悔は
・必要な端子が標準で備わっていなかった
・やりたい作業の動作が遅くてイライラ
・家電量販店で口車にのせられて必要以上の値段をつかってしまった
・もっと安く買えるショップがあったのに高値で購入...
ということがあるようです。皆様にこのような後悔をさせないようこの記事を熟読いただけましたら幸いです。
最初の壁、デスクトップorノート?
あなたがパソコンを購入した時、そもそもどこで最も作業をすることが多いでしょうか?もし完全に据え置きで自宅でゲームや動画編集の専用機として使うならデスクトップでいいでしょう。しかし、出先でメール返信、作った動画を披露...少しでもそんな機会がありそうならノートかタブレットに必然なるかもしれません。デスクトップという選択肢はかなりプロフェッショナルな選択肢といえます。ノートパソコンだと画面が小さいと思うかもしれませんが外付けでモニターを繋げればご自宅のTVもパソコンの画面として使えるので迷ったらノートPCがいいかもしれません。
パソコンで何する?
次に大切なのが「何をするか」です。確かに大は小を兼ねます。なので性能の良いパソコンを予算の限り購入するのが間違いありません。ただし、「後悔したくない」あなたは自分に見合い、適正な値段でパソコンを購入することを望んでいますよね。
「必要な性能」=「何のソフトを使うか」ともほぼ同じで、この後のスペック選びにも重要になります。パソコンを買う前に、パソコンの性能を調べる前に「主になんのソフトを使うか」をまずは検索してみてください。
例えば初心者向け人気動画編集ソフトのPowerDirector 365とAdobe Premiere Proでは必要になるスペックが全く異なります。スペックの詳細は後ほど解説しますが、使用したいソフトが先に決まっている場合は、そのソフトのメーカーページへ行って推奨スペックを事前に確認しておきましょう。特に使用ソフトが決まっていない場合は、ざっくりでも構いません。パソコンで何をするかを想像してみてください。「今までスマホ画面でメール返信しにくかったけどパソコンになると楽になるな」とか「古いパソコンで動画を見るのに遅くてストレスだったけど新しいパソコンで快適に見るぞ!」とか「食べ歩きブログで副業を始めようかな…」とか…。こういった想像をする時間も、意外とワクワク楽しい時間になりますね!
参考までに性能を必要とするソフトをいくつか羅列しておきます。まずは検索をしてみてください。
音楽制作ソフト
・Cubase
・FL Studio
・Logi Pro
動画編集ソフト
・
Adobe Premiere Pro
・Adobe After Effects
・DaVinci Resolve
・Vegas Pro
・CyberLink PowerDirector
デザインソフト
・Adobe Photoshop
・Adobe Illustrator
・Canva
・Figma
・Adobe XD
・Cinema 4D
・Adobe InDesign
スペック(性能)ってなんだ?
なんとなく欲しいパソコンの方向性が見えてきた。でも、正直言ってスペックって何なんだ?CPUとかメモリとか書かれても違いが判らない!そんな方は下記を参考になさってみてください。
CPU
Intel(インテル)またはAMD(エーエムディー)のいずれかのメーカーのものがほとんどです。CPUはパソコン内のまさに頭脳!シリーズ、モデル世代とも数字が大きい方が新しく、新しければ新しいほど処理できることが増えますが、ネットで調べ物をするだけだったり家計簿をつけるなどの簡単なファイル操作であれば、そこまで新しいCPUである必要はありません。ちなみにIntel-Corei7-(コアアイセブン)-6600UやAMD-Ryzen5(ライゼンファイブ)-8500Gはメーカー-ブランドシリーズ-モデル名(世代)
の順に表記されています。右側の数字のアタマが世代を表し、6600Uなら第6世代、8500Gなら第8世代ということになります。
メモリ
メモリは、パソコン内で業務量をどの位の規模まで抱えられるかという目安になります。
一般的には8GBであればネット検索、簡単な事務作業などは問題なくこなせます。
複数のアプリを同時に操作したり、重めのファイル編集や高解像度の画像編集などには、16GB以上あれば快適な使用が可能です。
ストレージ
ストレージは、ファイルの保存場所です。少し前まではHDD(ハードディスク)がストレージの主流でしたが、最近はほとんどのパソコンが処理速度の速いSSDに置き換わっています。パソコン内に保存したファイルやインストールしたアプリ(ソフト)はこのSSD内に保存されることになるため、たくさんんの写真を編集する、アプリをいくつもインストールするなどの場合はSSDの容量が大きい方がおすすめです。ただし、電化製品はいつ突然の不調が発生するか予測ができません。ストレージ内のデータに関しては、こまめなバックアップをお勧めします。
解像度
HD、フルHDという単語は聞いたことがあると思います。これはディスプレイの解像度の話で、簡単に言うとHDよりもフルHDの方が画面が広く解像度も約2倍になり高画質です。しかし解像度が高くなるとアイコンや文字が小さく表示されるようになる場合があり、なんでも大きければ良いというものでもありません。パソコンで動画を見ることや画像編集をしたいという場合はフルHD、事務作業に使用するのであればHDでも充分です。
光学ドライブ
CD、DVD、Blu-rayなどの光学ディスク機能のこと。再生専用の場合はROM、書き込みにも対応できる機能が搭載されている場合はマルチまたはRAMと表記されることが多いです。CØLLEDAで扱っているパソコンは企業や官公庁からの仕入れ品が多いため、Blu-ray対応のものはほぼなく、基本的にCD/DVDの対応となります。なお、光学ディスクに関してはかなり細かく規格が分かれており、再生/書込みできない組み合わせもありますのでご注意ください。ディスクは時々しか使わないのであれば、光学ドライブのない軽いタイプのノートPCを購入して外付けでお好きなタイプの光学ドライブを接続するのも賢い選択かもしれません。
その他端子
外部接続端子は別途こちらにまとめてありますのでご参照ください。
まとめ
よくいただくご相談をもとに、パソコン選びの指針にしていただけたらと思ってまとめてみました。みなさんのモヤモヤが少しクッキリして、素敵なパソコンライフを始めるお手伝いが出来たら幸いです。