iPhoneの低電力モード:仕組み・使い方・注意点をやさしく整理
低電力モードとは何か
iPhoneの消費電力を抑える設定です。オンにすると処理速度・通信頻度・画面の動きや明るさを控えめにし、電池持ちを延ばします。充電して残量が80%を超えると自動でオフに戻ります(続けたい場合は手動で再度オンにできます)。
オンにすると何が変わるか
体感に関わる主な変化は次のとおりです(機種・iOSで細部は異なります)。
自動ロックが短くなり(標準30秒)、画面はやや暗めに保たれる。
バックグラウンド更新・自動ダウンロード・メール自動取得が抑制され、写真のiCloud同期は後回し。
ProMotion対応機は最大60Hzに制限。5G対応機は状況により4G優先の動作。
使い方(すぐ切り替えたい人向け)
「設定」→「バッテリー」→「低電力モード」をオン。頻繁に使うなら「設定」→「コントロールセンター」で低電力モードを追加しておくと、画面右上からのスワイプでワンタップ切り替えできます。自動ロック時間を調整する場合は「設定」→「画面表示と明るさ」→「自動ロック」で任意の時間に(長すぎる設定は消費増)。
どんな場面でオンにするか
オンが有効な場面
外出先で充電手段がない/残量20%未満/移動続きで連絡優先。地図・通話・メッセージ中心なら支障は出にくい。
オフが快適な場面
ゲーム/動画編集/撮影直後にiCloudへ即同期/大容量を5Gで高速ダウンロードしたいとき。
注意しておきたい点
通知・メール受信が遅れ気味になる場合があります。アプリの再読み込みが増え、動作が重く感じることも。写真・動画のiCloud同期は遅延し、ProMotion機では滑らかさが抑えられます。高速通信や即時同期が必要な作業には不向きです。
さらに持たせたいときの小さな工夫
未使用の位置情報やBluetoothは一時オフ、画面の明るさは控えめに手動調整。
不要な常時オン通知を見直す。電波が不安定な場所は機内モード+必要ならWi-Fiだけ個別オン。
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」でバッテリー充電の最適化をオンにして劣化を緩やかに。
よくある疑問
低電力モードを常時オンにすると電池の寿命が縮む?
寿命を縮める設定ではありません。常時オンでも問題ありませんが、性能や同期が抑えられる点は理解して使い分けてください。
バッテリー表示が黄色になったが大丈夫?
低電力モードのサインです。正常です。
80%で自動的にオフになるのはなぜ?
残量に余裕が出たと判断して通常動作へ戻すためです。続けたい場合は手動でオンにしてください。
低電力モードで凌げないときは——買い替えも現実解
低電力モードは“その場しのぎ”には有効ですが、劣化が進むと限界があります。残量が急に落ちる、予期せぬシャットダウンが増える、バッテリー状態が80%前後を切る——この状況が続くなら交換か買い替えを検討。古い機種はOS・通信仕様の制約も増えがちです。新しい端末に替えると、電池持ちと作業効率を同時に改善できます。
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まとめ
低電力モードは「必要なときに素早く切り替える」だけで効果が出ます。移動中や充電できない時間帯はオン、性能や同期を重視するときはオフ。コントロールセンターにボタンを置けば運用は簡単です。まずは日常に組み込み、残量の不安を減らしてください。
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